オンライン学会

オンライン学会の種類

動画なし
抄録を発送またはオンライン登録。オンライン抄録に加えて、発表スライドを公開。
動画あり
全ての発表者が時間通りにLIVEで発表。事前に録画した動画を公開。
動画有無混在型
招待講演など限定して配信。その他は抄録や発表スライドをWEB公開。
その他
オンライン企業展示。オンラインでのコメント。

1.動画なし

抄録を発送またはオンライン登録

アクション

  1. 抄録制作までは業務は一緒
  2. 印刷物(冊子)を会員に発送→協賛企業の広告まで入れる
  3. 電子ジャーナルで会員に配信→PDF形態(広告なし)
  4. ホームページに掲載

冊子の種類

PDF
  1. 一番馴染みのあるタイプ
  2. セキュリティの設置も可能
  3. テキストなど拾え、著作管理は脆弱
電子ブック
  1. 画像が貼り付けられたファイル
  2. テキストの拾い込みがされない
  3. かなりコストはかかる

抄録を発送またはオンライン登録+発表資料(PPT)

情報保護に関して

パワーポイントデータセキュリティを個別にかけるか?それとも、ダウンロードページへのアクセスに権限をつけるか?

抄録集以外に発表用資料を公開

想定しうるタスクと課題

発表資料の集め方
  1. ドライブ・ボックスなどを活用し個人でファイルに入れていく方法(他人のファイルをいかに触らせないようにするか)
  2. フォームなどを活用し、ファイルを送付。
    →ファイルの差し替えが頻繁に起きそう。ファイルの整理が大変

2.動画あり

事前に録画した動画を公開

例:一般演題は抄録集での配信 + 特別講演・教育講演などは動画配信(事前収録)

動画の種類+時間+アドレス+パスワード

YouTubeやVimeoの動画サイトに登録
閲覧にて会員の方々に配信

事前の動画撮影方法

研究室などをスタジオにして撮影

ビデオカメラを使用。
発表用PPTなどはテレビ画面に写す方法とZoomの録画をドッキングして編集。
専門の機材やスタッフが必要かもしれない。

演者の方の顔や表情を入れられる

演者のパソコン操作
パワーポイント資料と音声はZoomを活用して録音・録画
ビデオ録画とzoom録画
編集にて合体させる
※音楽やオープニングを入れられる

ZOOM活用による動画編集

演者のパソコンに収録
※録画の画面がキレイ
ZOOMの録画機能を用いて簡単動画編集
パワーポイント資料+録音で演者の発表資料をまとめる。
遠隔操作
※録画の画面が荒れる
ZOOMの録画機能を用いて簡単動画編集
パワーポイント資料+録音で演者の発表資料をまとめる。
→遠方の先生の発表を録画撮り

演者
※スタンドアロン
演者のパソコン操作
パワーポイント資料と音声はZoomを活用して録音・録画
zoom録画編集
動画編集ソフトで顔写真や経歴を挿入することもできる。
演者のパソコン操作
パワーポイント資料と音声はZoomを活用して録音・録画
Zoomの「画面共有」機能をフル活用

シスコシステムのwebexは、録画機能では劣る
→PPT画面が録画されない

3.動画有無混在型

ZOOM+動画配信

Zoomには発表者のみが参加

Zoomのウェブナー機能

聴衆者(一般参加)基本見るのみ
会議への参加はなし・・・Q&Aを使って質問
Zoom利用は無料だが、zoomへの登録必要(名前とメールアドレス)
ログインwebアドレス+パスワードで入室
20000人の人も入室可能

考察

  1. YouTubeへのリアル動画配信機能があるがタイムラグや動きが遅い。
  2. 一般参加者はzoomウェブナーによってに入らないよう設定できる。・・・費用は月間1万円ほど

理由

Zoomの「音声」や「画面共有」勝手に押されてしまい、途中で変な音声や画面が写る危険性を除去する。

4.その他

ZOOMを使ったサテライト会場作り

例:甲信越地区の学術集会

メリットは大きい

  • 車・電車での移動時間や交通費の削減につながる!
  • 参加のしやすさから参加者が多く見込める!
  • 大規模な会場を借りず、会場費を抑えられる!

山梨~新潟でも移動時間:約5時間

企業展示

オンライン企業展示

  • 動画配信による企業PR
  • 休憩時間の企業PRタイム
  • ZOOMを活用したリアルタイムの企業PR

オンライン学会における参加費収集

当日参加受付による集金活動ができない→事前参加による集金活動

「携帯のメールアドレスは届かない」よく聞きます。この点は要注意!!です

最後に

皆が手探り状態で、オンライン学会や集会を進めています。
困難な時代・環境でも「できることをしよう」と前に進んでいる証だと思っています。そして、とても大事なことだと思います。
当社で果たして完璧かということはないですが、社員が休みの日も出勤し、何時間もかけて調査研究、そして実証した検討資料です。ぜひご活用頂ければ幸甚です。

文責:代表取締役社長 北原 修

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